子供の肥満が問題視されていて、ダイエット食品も多く販売されています。現在は子どもの生活習慣病という言葉が日常的に知られるようになりました。本来中高年に発症するとされている糖尿病や高血圧症、脂肪肝そして動脈硬化症などの生活習慣病が、最近は子どもにまで発症しているのです。
その第一の原因が「子どもの肥満」といわれています。肥満になるのは、脂肪細胞(脂肪を貯め込む細胞)の数と脂肪細胞自体のサイズに関係があります。脂肪細胞の数は胎児期から思春期まで増加していきます。赤ちゃんの頃には大人の20~25%ができあがるそうです。赤ちゃんや幼児など子どもの頃に肥満の子は、6歳前後で大人と同じ脂肪細胞の数になり、脂肪細胞のサイズもどんどん大きくなるのです。サイズは努力次第で元に戻せますが、数はなかなか減らすことができません。だからこそ一生の肥満につながりやすいようです。
最近、朝食をとらない子どもに肥満傾向がみられるという報告があります。不摂生な食生活を送っていると太りやすい体質に変わっていくからでしょう。他にも理由はいろいろあるでしょうが、夜ふかしをする子が増えていることも原因の1つとして挙げられています。朝はぎりぎりまで寝ていたいものですが、遅く起きることによって食べる時間がなかったり、起きてすぐは食欲がないなどの理由で朝食をぬく状況になっているようです。昼間の活動量と違い夜は寝るだけなのであまり多く食べてしまうと、余ったエネルギーは 脂肪として蓄積されてしまうのです。早寝早起きの習慣をつけることが必要です。そのためには、家族の協力が必要になってくるでしょう。