子どもの肥満は「肥満度」で確かめることができます。(お子さんの体重-標準体重)÷標準体重×100 の式に当てはめてみましょう。標準体重は小児科やインターネットで調べることができます。この肥満度が、小児20%以上、幼児15%以上なら肥満児と定義されています。30%以上なら専門の医師の診察を受けるべきだと考えられています。子どもの肥満をそのままにしておくと、小児生活習慣病の要因となり、高血圧や動脈硬化、糖尿病になる可能性が高くなるのです。子どもの肥満の多くはカロリーの摂りすぎが原因です。間食を抑え、1日3回に分けて規則正しい食習慣を身につけることが大事です。
子どもの肥満を解消するためには、食事のカロリー計算や低カロリーの食事を心がけることが大事ですが、まず問題のある食習慣を変えていくことが必要です。おやつは親が用意をして、それ以外は食べさせないようにしましょう。また、子どもが勝手におやつを持ち出さないように、見えないところにしまっておきます。友達の家などで食べたときには何をどの位食べたのかを報告させましょう夕食を早くするためにお米をといでもらったり準備を手伝ってもらいましょう。塾などの対策として夕食の量を二分して食べさせるというのもよい考えでしょう。
肥満の子どもの食べ方にはいくつか共通するところがあります。特に多いのが「早食い」です。一口の量が多く、噛まないで飲むように食べてしまう食べ方です。一回の食事時間は最低20分以上、少量ずつ口に入れて噛む回数は10~20回をめどにしましょう。子どもが意識して噛むよう、食事中に声をかけてあげましょう。子どもの肥満を解消するために、食事の出し方にも一工夫してはいかがでしょう。最初から一人ずつ小分けにしてならべたほうがよいでしょう。小さなお皿をたくさん並べて、食卓をにぎやかにしましょう。また、食器やまわりのインテリアに配慮することも、食欲と深い関わりがあります。濃い青色の食器やインテリアは、食欲を抑えるといわれています。